2022/05/09(月)晴・20/58
連休のスタート。連休時、何故、山上りかというと例年、この時期は、気温が高く、好天が続く。
しかし、今年は違った。大陸から寒気が南下し、前半は悪天候が続く。計画はどんどん後ろにズレて、結局、28日出発は、3日になってしまった。
1日目=鳥海山に向かう。北海道東に低気圧が停滞し、モーレツな風が吹く。途中、
以前から気になっていた、「日本国(555m)」という名前の山に行く。
「日本国」は、国土地理院地形図にも正式山名として掲載されている山だ。日本珍山名リストでは、やっぱり一番に登録されている。
日本海沿いのR7の府屋駅先を右折する。小俣川を遡り、小俣に着くと登山
があった。人気の山らしく、駐車場に次から次と車が来る。昼食を済ませ出発。標高555m。登山口は、標高約100mだから、1時間ちょっと。
登山道は、よく整備され上り易い。流石は、「日本国」だ。路傍に、チゴユリ・雪ツバキが咲いていた。
簡単に頂上着。大きな櫓あった。360度の展望はなく、西に日本海が広がり、粟島が見えた。小さな休憩小屋があった。中に「登頂の証」スタンプがあった。
ビアを一本いただき下山。下山は周回コースを辿った。下山口は、登山口の東だった。ブラブラ小俣集落を歩いた。
集落には、富士山NOの車があった。帰省の方のようだ。一軒の家に驚いた。何と庭続きの鯉を飼っている池が床下まで広がっていた。家の床はガラス張りで、鯉を鑑賞できるという。凄い家だ。
家はババさま独り住まい。丁度、連休で東京から息子さんが帰っていた。息子さんは、一生懸命、窓ふき孝行だった。
また、他の家では、「ゼンマイ干し」に余念がなかった。ゼンマイは、「揉めば揉むほど」良いそうだ。また、家々の玄関には、必ず「屋号」が下がっていた。本名より、「屋号」が通用しているようだ。そんなこんなで、「日本国」と登山は終えた。