富士山・二ッ塚2

2022/06/21(火)曇・25/82

二ッ塚・ど~が~  susono-reihou.babyblue.jp/0000-34.mp4

 

「ガ~ガ~・ビ~ビ~」、奇妙な春蝉を聞きながら幕岩に向かう。途中、右に折れ、須山旧道を上る。このルートは何回か歩いている。

途中、唐松の「球果(松ぼっくり)」を観察した。大きな樹は、高くて観察できないが高山、低木なので観察できる。花は早春だろうか。花は観たことがない。

二ッ塚下

高山蟻

足元に巨大な蟻の巣があった。高山蟻は、時々、見るがこんなに大きな巣は初めてだった。唐松の枯れた落ち葉を利用していた。物凄い数だった。一体、何を食べているのだろうか??ネットでは、「ミヤマクロヤマアリ(深山黒山蟻)」とあったが、それかどうかは不明。

ここは今年2/12に上っているが、冬は大雪の時もある。そんな環境に順応して営巣しているのか。まさか、夏だけ上って来るは、考えにくい。

2/12、大雪の同場所

この下で蟻は越冬??

冬は何を・どの様にしているか、是非、観察してみたいものである。ただ、巣を破壊するのは気が進まない。

二ッ塚を上る。富士旗竿・岩爪草がイイ。昨年は、小さな「蛍袋」が咲いていたが、まだ早いか。

岩爪草

富士旗竿

山頂は半そで一枚でも全く寒くなかった。誰も居ない。静か。ビアもやらず下山。二ッ塚下沢(仮称)をグングン下る。富士山は、火山礫の山だから、下りは楽。足は何処にでも置ける。膝にも優しい。

洞悶着。相変わらず「冬富士登山に対するバカバカしい」看板がある。登山に対する考えが根本的に違うようだ。「どのようにしたら、健全な冬富士登山が出来るか」を模索すべきだろう。これでは、全く問題解決にはならない。だから、お上はダメだ。

おわり