ブナ植樹地整備・1

2022/10/10(月)雨・20/69

10/10は、晴天の特異日らしいが、雨は珍しい。

 

土曜日は、A班=愛鷹山・越前岳ブナ植樹地整備(4名)、B班=大沢~鋸岳~位牌岳~前岳・ブナ結実度観察(2名)でした。 天気=晴れ 越前岳標高差=634m

 

毎年行っている、愛鷹連峰・ブナ結実度観察と3年ぶりの越前岳ブナ植樹地整備を行った。観察は、姉御と若手の2名、整備は、ロートル・初心者の4名。

十里木駐車場で富士の姉御と合流。若手1名を姉御の車に乗せ山神社の向かった。残った4名は、駐車場から越前岳に向かう。4名のザックには、腐敗防止の白ペンキを塗った先が尖がった7cm角の杭がくくってあった。

一般登山者から見れば、一見、異様な状況で、途中で「それな何ですか、何をしますか」と質問を受けた。(笑い)

異様な白い棒は何だ??危ない方??

朝は富士山が見えた

ブナ観察は、2000年から続いている。今年で22年。人間、何か継続しているモノがあると、自身の軌跡が辿れて生き方に確信が持てる。

観察は、大沢~割石峠~鋸岳~位牌岳~前岳間の顕著なブナの活力度(春)、結実度(秋)がある。前者は、ブナの葉の繁りを観察し、元気度を5段階で評価する。

現在は、「ブナ枯死」は、少なくなったが、以前は様々な要因でブナが死んだ。事実、50年前、越前岳山頂は、ブナ巨木で「展望が悪い山頂」だった。ところが現在は「展望が良い山頂」に変わってしまった。

ようするに、ブナの元気がなくなったり、枯死したりは、人間の生活にも影響が及ぶので要注意ということだ。

何の足跡??熊??

雲海の富士

つづく