伊豆巡礼・2

2022/10/14(金)晴・20/76

つづき

片瀬白田海岸に下った。2006年11月18日、丹沢で亡くなった、Mさんと海抜0mの海岸から、万三郎岳(1406m)に上ったことがある。

天城山連峰で最高の標高差。上り返しを加えた累計標高差は、実に1460mある。この記録は、雑誌「岳人」に掲載された。Kさんは、その後、2007年丹沢大倉尾根にて急不全で亡くなった。

面白看板

東泉院

東泉院着。副住職の金田さんは女性の住職。頭も剃髪している。元伊豆急行の車掌も務めていた。そんな関係で、今でも片瀬白田駅の名誉駅長を担っている。

お勤めを済ませ、昼食をいただいた。食後は、時間があったので、本堂のピアノを弾いた。女性は、境内で柔軟体操。

午後は、厳しい行程だった。海抜約25mの寺から、標高約300mの新白田トンネルを越えなければならない。理由は、R135の数あるトンネルが、狭くて歩けないからだ。

歩道部分が全くないトンネルだから、歩行は無理だ。国は「歩ける道路」を作っていないのか??道路は、車だけのモノか!!東伊豆の海岸線は急な山間部が多く、広いトンネルが作れないのか。「完全歩き巡礼」の我々は、電車・バスは使うことは許されない。意地でも、這ってでも歩いて行ぞ。

つづく

金田住職

新白田トンネル