小富士・グランドキャニオン4

2022/06/14(火)曇・21・54

つづき

崩壊地のキャニオン入り口でルート確認する。右岸は道が落ちているので、結局、左岸を下る。元々、左岸には道があった。

ただ、問題は「どこまで続いているか」だった。道は、崩壊地ギリギリに続いていた。崩壊の進行を調査する青い杭が、所々にあった。

30分で大きく下ると、左から沢が入っていた。その先に道はなかった。以前、ここからグラ・キャに下っていたようだ。

崩壊地・1

崩壊地・2

崩壊地・3

沢は両岸から倒木が多く、下り難かったが、何とかグラ・キャに降り立った。そこは「別世界」が広がっていた。このような景観は初めてだった。

「ザック・ザック」砂礫を踏みしめて、最低部に降り立つ。見上げる砂の断層は見事だった。高さは50m~60mくらいだろうか。余りに大き過ぎて、高さの感覚が定かではない。

最下部に降りる

降りた沢

最下部・1

最下部・2

最下部・3

最下部・4

延々と続く堰堤

いつ大規模な崩壊が起きるかもしれないと、怖さにおののきながら、グングン下った。この後は、何処で右岸に上がるかだった。

下部に真新しい堰堤が見えた。土砂流出を止める堰堤だった。短い距離で幾つもあった。ただ、全て満タンで際限がない感じだった。

堰堤の手前に唯一、右岸に上れる場所があった。砂礫をかき分け、攀り上り、無事右岸の森林帯に達した。皆で無事を喜んだ。

車まで15分程だった。ヤレヤレだった。滝は来年期待です。

動画(ど~が~) susono-reihou.babyblue.jp/0000-32.mp4