2023/09/20(水)晴・30/70
以前は、山頂で昼食時に、beerをやることが多かった。
ケガもあったりで、最近は自重している。
代わりに、ノン・アルコールを飲んでいる。
青スズ台でも、二本目をやっている仲間の傍らで、ノン・アルコールだった。
ただ、実際、美味しくないと感じる。
甘いだけで、beer独特の風味はない。
とても二本目などやる気持ちは湧かない。
ところが、昨日のネットに興味深い記事があった。
ビール好きにとっては物足りなさもあるノンアルコールビールだが、
そもそもそんなにお酒が得意ではない場合、“ノンアルコールビールで
ちょうどいい”という人もいるようだ。
都内に住む会社員・Aさん(30代男性)は、こう話す。
「私はあまりお酒が強くないのですが、それでも飲みたいことがあります。
1日の終わりにビールを1杯『プハーッ』と飲むと爽快さがありますよね。
でも、飲むとすぐに気持ち悪くなってしまい、爽快感が台無し……。
でも、ノンアルコールビールであれば酔わずに爽快感だけを味わえる。
別にアルコールを摂取して酔いたいわけではなく、あの気持ち良い1杯を
楽しみたいだけなので、私にしてみれば、『酔わずに飲めるビールなんて最高!』
という感じです」
ノンアルコールビールの味が好きお酒に弱いわけでもないが、単純に
「ノンアルコールビールの味が好き」という人もいる。
神奈川県に住む自営業・Bさん(40代女性)は、ほぼ毎回夕食時に
ノンアルコールビールを飲んでいるという。
「もともとビールのしっかりした飲み口より、発泡酒のライトな飲み口
のほうが好きなんです。ノンアルコールビールは、最初はちょっと
物足りないかなと思っていましたが、何度か飲んでいるうちに、
あの軽い感覚がおいしいと感じるようになってきました。
ただ酔わないので、何杯でも飲めてしまう。気づいたら350ml缶の
ノンアルコールビールを3~4杯くらい続けて飲んでいることもあって、
“終わり”がないのは危ないかもと思っています(笑)
断酒できている気がしない
実際、その“終わりのなさ”を感じているのは都内在住の会社員・Cさん
(40代男性)だ。断酒のためにノンアルコールビールを飲んでいるうちに、
その“沼”にハマったという。
「独身の頃は毎日のように飲み歩いていて、家でも缶ビールを何杯も飲む
生活をしていました。でも、さすがに健康に悪いと思って、結婚して子供が
できたことを機に断酒を決意。とはいっても、いきなりお酒を断つのは
難しかったので、晩酌時にノンアルコールビールを飲むようになったんです。
最初はノンアルコールビールを「まったくおいしいとは思わなかった」
というCさん。しかし、毎日飲んでいるうちに「早くノンアルコールビール
を飲みたい」と感じるようになってきたという。
「暑い日に『ビールを飲みたい!』と思うのとまったく同じ感覚です。
以前は居酒屋で生中を4~5杯くらい飲むこともあったし、家で晩酌するときでも
缶ビールを4本くらい飲むこともありました。
今ではそれが完全にノンアルコールビールに替わっていて、特に家では
結構な本数を飲んでしまいます。通常のビールであれば“酔って眠くなって
そこでおしまい”というのがあったのに、ノンアルだとそれがない。
配信ドラマを一気に観ながら、気づいたら10本くらいのノンアルコールビール
を飲んでいたこともあります」(Cさん)
おかげで断酒には成功しているCさん。しかし、ビールがノンアルコールビール
に代わっただけで、生活習慣が変化したという意識はないという。
「なんだかまったく断酒できている感覚がないんです。もちろんアルコール
を摂っていないのだから、以前に比べれば健康的ではあるんですが、
なんとなく“依存している”という感覚が芽生えてきている。とりあえず、
飲みすぎないようにできる限り自制するように心がけています」(Cさん)
ノンアルも飲み過ぎには気をつけたい?(了)・・・ネット