大井川上流域

2023/11/30(木)晴・18/35

先日、「とびっきり静岡」で、川勝知事が、「今後は、上流域の水も

精査」の発言に、コメンテーターの国際弁護士のY氏が、「川勝さんは、

下流中流域に続いて、今度は、上流域を問題にしている。訳が分からない」

の様な発言をした。

南アルプスの山々(撮影・北村)

えええ~、である。当たり前と言えば、当たり前。

下流域に全量戻しは、最低限の条件だが、川は上・中・下流

で成り立っている。

下流域に全量戻すのは当然だが、では、上流域がどうになっても

良いはない。

上流域は、無数の小さな沢が存在する。川はその小さな流れが、

集約され、中流域、下流域となる。

無数の上流には貴重な動植物が存在する。

小さな流れの沢程、外の影響を受けやすい。

わずかな水量の小さな流れが、水を抜かれたらどうだろう。

Y氏は、確かに優秀な弁護士かも知れないが、あの発言は、

看過出来ないものである。

この上流域の問題が解決しない限り、リニアは、夢の夢であろう。

JRのお手並み拝見である。