十郎左ェ門・4

2023/12/07(木)晴・16/50

つづき

山荘を出て、下山をしたが、状況は昨日と変わらなかった。

相変わらず、濃いガスでルートは分からない。

その時、先行者に追いついた。

彼らはGPSを持っていた。昨日、上って来た軌跡を辿り

下山していた。

「ありがたい」我々も、彼らに着いて下山した。

しかし、GPSをもってしても下山は難しかった。

途中で、新しい足跡を発見して喜んだら、実は自分たちの

足跡だった。いわゆる「リング・ワンデリング(独語)」だった。

こんな経験は、初めてだった。

雷鳥さん

白馬「飲者屋」さん

霜降り馬刺し

脱サラオーナーと奥様

兎も角、苦労しながら何とか下山した。

その時の教訓は、最悪の場合、「三種の神器

(2万5千図・コンパス・高度計)では、用をなさない

だった。

それが、GPSを購入するキッカケだった。

勿論、現在でも基本は、「三種の神器」だが、GPSは、常に

携帯している。

630.pdf (susono-reihou.babyblue.jp)

おわり