十郎左ェ門・3

2023/12/06(木)曇・17/35

つづき

2016年4月30日~5月1日、八方尾根から唐松岳に上った。

12:30、登山開始時は、好天だったが、次第に濃いガスが漂い始めた。

物凄いガスで、1m以上ハッキリしない。

16:00、ようやく縦走路に出たが、小屋が分からない。

それ程、遠い所ではないが、全く分からない。

当時は、JPSは無かった。

時間は、ドンドン過ぎて行く。

焦った。このままでは、「遭難」が頭をよぎる。

下山を決意。

踵を返し下り始めたら、前方から誰か来る。

聞けば、小屋の方だった。

地獄に仏とは、このことだろう。

再び、踵を返し小屋に無事到着した。

630.pdf (susono-reihou.babyblue.jp)

翌日も、同じ天気だった。

五竜の縦走は断念し下山。

しかし、小屋から誰も出ない。様子見だった。

ちらほら出て行ったが、10時、我々も出発。

八方尾根

ガスガスガス

つづく