2022/06/01(水)晴・22/70
つづき
「クモイコザクラ」を堪能後、鞍掛山に向かう。標高差約100mの上り。最初から崖上りだった。所々にロープ・クサリが下がっていた。
ストックも使えないので仕舞った。手足を木の根や幹を掴み上る。上から何人か降りて来た。「素晴らしい、ご褒美が待っていますよ」の報告を受ける。
一旦上ったが、なかなか山頂には着かない。上ったり下ったり、横断したり登山道は複雑に錯綜していた。それでもようやく、2037mの山頂に着いた。ただ、展望台は先で一旦下り、上り直し展望台着。
時間は13:07だった。予定の12:00を1時間プラスだった。約1500mの標高差。大きな標高差に慣れない方が1名居て時間が掛かった。場所場所で2~3分待てば、長い工程では1時間位すぐ余分に掛かる。
展望は素晴らしかった。ここまで来た甲斐があった。昼食がまだだった。遅い昼食をあたふたと済ませた。下山も長いことを考えれば、昼食は12時前に済ませたかった。結局、この日、我々が最後のパーティーだった。
簡単な昼食で下山。崖下りが思いやられたが、案外、そうでもなかった。駒岩の上り返しも思ったほどでなかった。
日向山に向かうグングン下る。長い。疲れた。途中、錦滝に下るショート・カットがあるが真っすぐ行く。錦滝経由が楽だが、日向山が初めての方が居るので、そうはいかなかった。最後、日向山に向かう。
日向山も素晴らしい。花崗岩が風化した砂礫の展望台。これほ程、素晴らしい山は、ザラにない。多くの登山者が山を楽しんでいた。ここは、いつも昼間時間が多いが、今回はすでに16時。山々が斜光に照らされ、いつもと違う印象が新鮮だった。ユックリしたかったが、早々下る。
長い長い尾根道だった。山梨・双葉町の若い衆とダベりながら下る。気持ちの良い若い衆だった。18:14、ようやく駐車場着。こんな遅い下山は久しぶりだ。ババさまに挨拶。長泉着は21時。それでもキッチリ反省会を済ませたのが23時。長い長い1日だった。(おわり)