甲斐駒ヶ岳・1

2022/05/02(木)晴・20/65

南アルプス甲斐駒ヶ岳(2967m)は、山梨では、甲斐駒ヶ岳と呼ぶ。しかし、伊那では、「東駒ヶ岳」と呼ぶ。ちなみに中央アルプス木曽駒ヶ岳は、西駒ケ岳と呼ばれる。

山名は地域によって違う。奥秩父金峰山は、山梨では「きんぷさん」だが、長野では、「きんぽうさん」と呼ばれる。

ヒマラヤのエベレストは英語名。ネパールでは、サガルマータ、チベット(中国)では、チョモランマという。

甲斐駒ヶ岳・1

甲斐駒・2

甲斐駒は、55年の登山人生で多く上っている山である。理由は、高峰であるが、入山し易い山だからである。

山梨の黒戸尾根から入山の場合、長泉から車で3時間程度で入山出来る。八ヶ岳・赤岳も3000m近い高峰だが、アプローチは、黒戸尾根より掛かる。富士山を除けば、甲斐駒は静岡岳人には、最も身近な山といえる。

甲斐駒初登山は、1967年11月。今から55年前、私が20歳の時だった。勤務していた会社の山岳部で連れて行って貰った。

この時は、電車・バスで行き、戸台から入山し、角兵衛沢から鋸岳から縦走し、甲斐駒に登頂し、黒戸尾根を下った。

1967年11月・甲斐駒鋸岳=第一高点
前列左から、井上茂貴、井上国利、後藤
後列左から、鎌野剛、瀬戸行男

この山は、私にとって、前年の南アルプス・荒川三山に続き、二度目のアルプス登山だった。

11月で結構寒かった・紅葉がキレイだった・テントで干していた靴下が、鍋の中に落ちたが「闇鍋だあ」で、食べたことを今でもハッキリ記憶している。

(注=写真中、多くの方は故人です。合掌)

つづく