2023/03/07(火)晴・11/50
つづき
歩き難い山腹を長々トラバースしていく。背後に蓼科山が大きかった。日当たりが良く雪がグズグズで歩き難い。Hのみ、ワカンがなく、やや苦労する。
歩荷訓練で重い荷物だが、Iはガンガン飛ばす。我々のペースでは、登頂が分からない。Iには、登頂すべく、先行して貰った。山腹を上り切れば、亀甲池だった。
・・・・・池を見下ろす位置の遊歩道から見ると、ここの湖底には奇妙な模様があることがわかります。亀甲模様と言われていますが、六角形をしているのではなく、丸や舌状の形や多角形模様のパターンが並んでいて便宜上亀甲模様とよんでいるだけのようです。この現象は、湖底に限ったことではなく、水の貯まっていない本白根山の爆裂火口の中にもわずかに見られるし、北海道・トムラウシ山の地表でもこの模様が大規模にあることが知られています・・・・・ネット
亀甲池で行動食を口にして、Iの後を追う。池から等高線が込み入った、物凄い急登が始まった。後で聞いた話では、Iは、ここでアイゼンに変えたという。正解だ。
上から二人降りて来た。登頂にしては、随分速いと思った。ただ聞けば、天祥寺原から上ったのではなく、ピラタス・ロープウェイで上って、下って来たという。ま、それでは早い訳だ。
次にオジサンが下って来た。聞けば、登頂できず途中下山といった。松本から来たという。「いいいじゅ~」で、東京から移った。お名前は、西尾さん。
例によって「年齢合戦」。西尾さんは74歳。私が少し上。激励し握手で別れた。
つづく