2023/09/27(水)晴・24/71 今朝も涼しい
つづき
深田の「日本百名山」を改めた眺めたら、新しい発見が多かった。
利尻岳は、沓形から上っている。
ちなみに、今話題の牧野富太郎氏は、鴛泊から入った。
私の本は、1972年発刊で15刷だった。
小屋裏から本格的な上りが始まる。鶏冠岩は濡れて滑り易かった。クサリにしがみつき上る。途中に「片手廻し岩」があった。巨石が岩の上にチョコンと載っている。少々の地震では落ちそうもない。ここで小休止。
上は、更に急登が続く。遠くに「五丈岩」確認できた。Kが「こんなイイ所、皆どう
して来ないんだろうね」と、何回も何回もグチる。私はケガ以来、バランスが悪く、特に岩場の下りは神経を使う。集中時、同じことを何回も聞かされ、五月蠅く感じたので、「ちょっと、静かにしてくれ」とお願いした。
尾根のブッシュは次第に減少し、イイ感じの展望が広がる・・・ハズだったが生憎、ガスが漂い、素晴らしい景観は味わえなかった。特にここからの五丈岩は素晴らしい。K、私は既に経験していたが、KTは今回初見だった。
Kがガスを何とか「払拭させたい」と、伊豆巡礼で学んだ、あまり上手くない、「お経」を唱え始めた。そうしたら、あら不思議、ガスが薄れ、五丈岩の上に青空が広がり始めたではないか!!何という奇跡!!(つづく)