タカマタギ・2

2024/03/22(金)晴・15/20

つづき

馴染みの宿着。主人のT氏・奥様は元気だった。Kが持参した、

一升瓶で歓談。T氏は、今回は、雪が重く深いので、「タカマタギ」でなく、

二居(ふたい)から日白山(にっぱくやま)にしたらと進言してくれた。

二居は、毛渡沢橋に比べ、標高差が約300m程楽だった。我々に300mは大きい。

 

二居からは、2018年、東谷山までスキーで上っていたが、やっぱり

「タカマタギ」は、毛渡沢橋からにこだわった。宿では、先日、

伊豆巡礼時、伊浜で摘んだ「初ワラビ」をを食べて貰った。

我々も初ワラビだったが、まだ雪深い越後では、サイコーのご馳走

だったようだ。

初ワラビ

 

15日、5:30駐車場発。勿論、誰も居ない。最初からワカン。

関越道・上越線を潜って、尾根に取り付く。

まだ、暗かったが天気は良く風もない。上越の山々が、

次第に白く光って来た。ひと上りで鉄塔着。やはり雪は深く重い。

上は急登が続く。KとYのワカンが不調。まあ、ロクにワカンを

履いたことがないので、不慣れは不慣れ。

 Kのワカンは、御殿場のTさんの借り物。昔のワカンでフロントが

持ち上がっていないのでひっ掛かって、何度も転んだ。

Yも何かワカンが靴にシックリ馴染まず、やはり歩き難い。

ただ、Yのワカンは、翌日の谷川岳登山時、ロープウェイのロビーで、

何気なく眺め、私が実際、履いてみたら、実は装着が、「前後逆」だった。

 

前回の蓼科山でも、そうだったようで難儀していた訳が分かった。

ただ、その時は、よく見てやらなくて、申し訳なかった。以前、

杣添尾根でアイゼンを、やはり前後逆に履いていた女子がいたが、

まさか、ワカンもアリとは思わなかった。ただ、谷川岳は「観光登山」で、

ワカンを使用する機会がなかったので、次回、名誉挽回です。

つづく

素晴らしい景観