大菩薩嶺・3

2022/09/08(木)雨・26/80

つづき

昼食を終え、記念撮影をして唐松尾根を下山。昼間なのに、何故か鹿が一頭ウロウロしていた。

尾根を下る。オーバーユースでガラガラの悪路。転倒でもしようものなら大変だ。そんな道を「子供歩荷(ぼっか)」の夫婦がやって来た。

先頭は奥さんで、聞けば子供は15kgくらいという。これは大変だ。子供はグッスリ寝ていた。私も昔、このような登山をした。ハイキングならイイが大菩薩では厳しい。下から今度は旦那がやって来た。

旦那は小さい子供だったが、前に荷物を背負っていた。ま、いくら山が好きといえ、偉い事である。「頑張って」のエールを送るのが、出来ることだった。旦那は、明るく笑顔を返した。

子供歩荷・1

子供歩荷・2

その下で、ゾロゾロ上る若いグループ。先頭の体格が良い女性は、大分、お疲れの様子。聞けば、すぐ下の「福ちゃん荘」から来たという。30分ほどしか上っていないのにこの有様。今日は、「福ちゃん荘」でキャンプといった。

ここにキャンプ場があるのは気が付かなかった。車で入れるので楽は楽だが、余りに安易すぎるね。

女将さんは気さくな方だった。聞けば、いろいろの情報を教えてくれた。上日川峠から下山はバスを考えていたが、今はやっていないという。

福ちゃん荘・1

福ちゃん荘・2

メンバーの一人がお疲れなので、その作戦だったがボツ。そこでKさんが、特攻精神で、峠からヒッチ・ハイクで車を回収の案が浮上。

この手の事は得意なKさんなので、ダメ元でお願いした。上日川峠で携帯をしたら、首尾よく回収した連絡だった。ご苦労様でした。

千石茶屋・1

千石茶屋・2

千石茶屋・3

車で下り、登山口近くの「千石茶屋」に寄る。この店は、前回来た時、開拓した店。奥様が塩山の桃農家の娘で、新鮮な桃が安く入手できる。

良く冷えた、完熟「桃スム―ジー」が200-でタダ同然だった。ビアも350mlが250-と儲けなしの価格だった。そんなこんなで、前半は厳しかったが、後半は楽しい山でした。

おわり