大山・2

2023/04/11(火)晴・18/54

つづき

阿夫利神社裏も「物凄い」階段が続いた。ホントに、この山の階段は何段などだろうか」これを作った方たちも凄い。

夫婦杉

夫婦杉を過ぎると、山頂に至る尾根に乗った。ここから山頂は、歩き易い道。マメ桜・コメ桜が、咲いていた。ヤビツ峠から上る道と合流する。

鳥居が見えると山頂だった。前回よりキレイに整備されていた。ベンチも増えていた。ベンチは満杯だったので、石段に座って昼食。その後も、ゾロゾロ多くの方が上って来る。一体、何人だろうか??

山頂近い

山頂鳥居

古い狛犬

奥の院

ここで昼食

昼食は最近、ビアもやらないので、30分と簡単だった。記念写真で下山する。ゴロゴロした石が多い下山道は歩き難い。昼食時間は過ぎたが、まだ、多くの方が上って来る。それにしても凄い人数だ。

途中で山頂小屋の「歩荷(ボッカ)」さんに会った。小屋の荷物を運ぶ方。ビア・ラーメンなど背負いあげる。大変な仕事だ。重量は「70kg」といった。

ほぼ、人間一人分だ。丹沢では、鍋割山の歩荷も有名。草野オーナーは、昔、100kg背負った有名な話がある。

もっとも、世の中にはもっと凄い方が居た。北アルプス・白馬岳の山頂に方位盤は、50貫(187kg)といわれるが、それを持ち上げた人が居た。

新田次郎「強力伝」に書かれた、小山町の小宮山正さんである。

人間が背負いあげられる限界は、70kgといわれるから、187kgは、信じがたい重量だ。小宮山さんは、富士山で強力を生業としていた。金時山の金時娘・小宮山妙子

さんの父君だった。

歩荷・1

歩荷・2

歩荷・3

その方も、やっぱり人間。重いらしく、上るたびに、「ウオ~シャ」みたいな、雄たけびを上げていた。ギャラリーから声を掛けられるのは励みの様だ。

山にはケーブルがある。理由は不明だが、ケーブルは、利用していないそうだ。アッパレ!!!頑張れ!!!

つづく(明日、伊豆巡礼で休載します)