ブナ植樹地整備・2

2022/10/11(火)晴・22/47

十里木駐車場から出発。階段が続く。雪の富士山を期待したが、雪は全く見られなかった。雨で溶けてしまったか。

泥道に何か大きな足跡があった。ネットで見たら、熊・鹿・猪でなかった。何だろう。先日仲間が、越前岳東で、熊を目撃したというが・・・。

トリカブト(鳥兜)

シロバナノコンギク(白花野紺菊)??

路傍には、トリカブト・シロバナノコンギク(??)が咲いていた。泥だらけの荒れた道が続く。登山を始めた50年前とは比べようがない。

前岳の登山道は、いわゆる「オーバー・ユース」の道。「オーバー・ユース」は、尾瀬至仏山にも発生し、一時、通行止めになっていた。

要するに、「過剰利用」で、必要以上の登山者が訪れた結果と思われる。越前岳は、2時間掛からないで上れる手軽な山。その割に眺望が素晴らしい。それ故、多くの方が訪れ、結果、道が荒れる。

実はこの登山道の東に新しく作られた道がある。この道を利用すれば、苦労することはない。ただ、この道は、某グループが、「不法・無法」に作った道。

確かに、歩き易い道かも知れないが、「勝手に作った道」では、公共性はない。折角、作るのだから、関係当局の許可が必要だった。

しかし、現在の道がこれ以上荒れるのはマズイ。「勝手に作った道」を再検証し、使える道として公認し、現在の道を閉鎖し「自然を回復」させるのも手だろう。

本当は、尾瀬至仏山のように、「自然回復」まで、「使用禁止・通行止め」にするのが、理想である。ただ、自然回復には、「最低20年」掛かる。

つづく

21年経過した、麗峰山の会、ブナ植樹地