富士山・山岳スキー2

2022/04/30(土)晴・17/65

11:55,富士宮口・五合目発。天気は、下界は雲だったが良かった。風はなく温かい。ペラペラの服でも寒くなかった。

登山者は誰も居なかった。3名で富士山貸し切り。もっと多いと思ったが意外だった。

雪がないからスキーは、背負って行く。

富士宮五合目駐車場

雪が少ない

新六合・六合と進むが雪は少ない。昨年の5/15より少ない。これでは帰りの歩きが長そう。

それでも頑張って上る。下から男性の登山者が一人来て抜いていった。山頂まで行くと言った。結局、今回の富士山は、たったの「4名」だった。

苦しい登山が続く。富士山はいつも厳しい。何故か。ズバリ、「標高が高い」からだ。常に登山をしている我々だが、意外と3000m以上の登山は少ない。

近場でアプローチが身近な、八ヶ岳最高峰・赤岳でも3000mに満たない。登山者にとって、3000mはひとつの壁なのだ。

七合目

1人先行

富士山は、七合下で、すでに3000mある。七合になれば、体は馴染みのない3000mを越える。従って体は悲鳴を上げる。

それでも、15:16八合目に達した。標高は約3250m。時間は16時がタイムリミットだから、そろそろである。

八合目

九合下

八合から上は雪渓が続く。KとIは、雪渓を上ったが、私は夏道を行った。滑降時、夏道からのがエントリーし易い。スキーを着けやすい所で終了。15:45だった。九合下で標高は約3350m。

五合目が2352mだから、約1000m上って来た。時間は4時間。日帰りにしてはまあまあのペースだった。

1人で準備を終え滑降。二人は声は聞こえたが、雪渓の向こうで姿は見えなかった。トラバースして行くと二人は居た。

ただ、雪渓上なのでスキーが付け難く、なかなか滑降出来ない。エントリーの場所選びは経験の差である。

滑降・1

滑降・2

つづく