入院記・4

2023/01/05(木)晴・9/45

一昨日のBS、裕次郎と小百合の映画、「若い人」は新鮮だった。昨日の、小百合・浜田光夫の「傷だらけの青春」も観た。最後は「天城心中」みたい。今日は、抜糸日。

 

12月24日(土)晴・強風、日本海側豪雪

病室のテレビはカード方式でなく、冷蔵庫付きで1日、300-くらいで安価だった。有り難い。ただ、大部屋だから、イヤホーンで聞かなければならず、鬱陶しい。ただ、首が痛く下を向けない。読書が出来ないのが辛かった。

 

昨夜は、よく眠れた。夢も見た。加藤・井上・山田は、二ッ塚で訓練。今日は、クリスマス・イブ。

食事にケーキが出るかと思ったが、私には出なかった。「私には」理由があった。血糖値がやや高いので、食事のカロリーが制限されている。

普通、75歳は一日のカロリーは、1800カロリーくらい。しかし、私は「EC(エネルギー・コントロール)1600」だった。血糖値が高いと、キズの直りが悪いそうだ。しかし、物足りない。時々、2Fの自販機で、110-のカロリーメイトを買って食べた。美味しかった。( ´艸`)

 

しかし、朝食・昼食を済ませても、大が出なかった。小も出が悪くなった。連動しているのか?昼食後、看護婦のゴトーさんに頼んで、強力な液体の下剤を20滴飲んだ。これは強烈らしい。

しかし、16時になってもダメだった。4日も出ていない。いよいよ苦しく、脂汗が出て来た。このままでは「死ぬ」と思って、ゴトーさんに、最後の手段の「浣腸」を頼んだ。若い女性のゴトーさんに浣腸を頼むのは、忍びなかったが、ゴトーさんは、さすがにプロ。「大丈夫です」と敢行。

 

最初、浣腸を入れただけでは出なかった。そうしたら、ゴトーさんが、「搔きまわします」と言って、浣腸を更に奥まで入れて「掻きまわした」。そうしたら、最初の「カチカチ」のものが、「ドバ~」と出た。強烈過ぎて、血液も混じっていた。

しかし、それからが「難行苦行」だった。下剤が利き始め、夜中の3時まで、大が垂れ流しだった。結局、紙おむつを20枚くらい使った。

3時に最後のモノと小が「ドシャ~」と出て、完全にスッキリした。最後のモノは、どす黒い、物凄い塊だった。これで、一気に悪霊が拭われたと思った。

つづく

リハビリ階段