金剛堂山・2

2023/04/04(火)晴・16/45

つづき

ブナの雪稜を上って行く。所々にスキーの跡があった。確かに、山岳スキーの案内はあるが、相当雪がないと狭い尾根で滑降は厳しそうだ。

山頂下

金剛堂山山頂

丸い山頂らしき所に来た。小屋の屋根のようなものが見えたが、それは山頂の大きな祠だった。振り向けば、360度の展望。風はなく暖かい。

 白山は南西方向、次に上ってみたい白木峰は北、21年に上った、能郷白山は遥か南、20年に上った、大日ヶ岳も南だった。

 山頂は誰も居なかった。ただ、4名が中金剛に向かっていた。「レイホ~」とエールを送るとストックを振って返して来た。

中金剛に向かう

金剛山

 時間が早かったので、我々もお勧めの中金剛に向かった。だだっ広い雪原が広がる気持ちが良い場所だった。上り切れば中金剛堂山。4名の2名は、大沢パーティー、2名は金沢の英語教師のオーストリア人と息子だった。しばし、山頂で歓談。

 踵を返し本峰に戻る。英語教師がドローンを飛ばす。明るい方だった。ただ、息子は山でゲーム。これってあり??

英語教師

記念撮影

下山


英語教師は、山頂の看板を持ち上げてパホーマンス。我々は、昼食がまだだったので、空腹を満たした。勿論、あれ以来、「ビアはなし」お陰で荷物が軽くて有難い。

結局、この日のこの時間の山頂は6名だった。皆さん下山し、我々も腰を上げた。チエーン・アイゼンのKは、雪が腐らないうちに下りたいという。

順調に下ったようだが、最後の三角点・998mの下りは、踏み跡が多くて、ルートがハッキリしなかった。しかも、北斜面で雪は硬い。

結構厳しくて、一旦外したアイゼンをまた履いた。これで安心。しかし、Kはスイスイ下る。GYも6本で苦労している。その反省で、翌日は12本だった。

下ればお昼。駐車場でKが長泉町・満貫風の「うどん炒め」を作ってくれた。これが空腹にサイコーだった。一緒に流し込んだ、ビア解禁も!!!

つづく